2012年2月16日 (木)

マタニティ歯科 マイナス1歳からの母と子の口腔管理

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印西市歯科医師会の大先輩である飯塚先生が主催しているスタディグループがあります。
MACDA(Multiple Advanced Clinical Dentistry Association)というグループです。
毎月1回の頻度で例会を行っていますが、今回は日本歯科大学附属病院 総合診療科・マタニティ歯科外来に所属されている代田あづさ先生が講演をしてくださいました。

テーマは、
「マタニティ歯科 マイナス1歳からの母と子の口腔管理」

日本歯科大学附属病院ではマタニティ歯科外来が開設されており、スタッフ全員が女性で、日々妊婦さんの歯科治療にあたっているとのことでした。

今回は歯科医師のみならず歯科衛生士、歯科助手などのコメディカルの方々が参加してもよいということだったので、ココロデンタルクリニックスタッフのほぼ全員で参加させていただきました。(中澤先生と荻原先生は仕事の都合で参加できませんでしたが・・・)

講演内容は、
*妊娠すると心も体もいつもと違う状況になり、お口の状況にも大きな変化が起こること。
*妊婦の口腔ケアは生まれてくる赤ちゃんのためにもとても重要で、乳幼児の健康な口腔を確保するためにはマイナス1歳からの、母親の口腔管理を含む生活習慣の指導が必要になること。
*早産や流産を防ぐための妊婦の口腔管理、う蝕病原菌の感染を減少させる母子間の口腔管理、安全な歯科治療について知っておくべき事。
などの内容から、X線撮影、麻酔薬の使用、薬の服用など妊婦さんが疑問に思う事まで改めてしっかりと確認でき、非常に勉強になりました。

千葉ニュータウンは妊婦さんが多い地域ですので、我々も今回の講習で学んだ事、再確認したことをしっかり頭の中に叩き込み、妊婦さんにとって今まで以上に安心で安全な治療が実践できるよう努めていきます。

妊娠中の歯科治療についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

2011年10月11日 (火)

2011年 もくあみ会

9日、10日と臨床基本ゼミのOB会にあたる『もくあみ会』に参加してきました。
もくあみ会は臨床基本ゼミを受講した先生方が年に一度集まり、名乗りをあげた先生がケースプレゼンテーションをして、それに対して互いにディスカッションをしたり、講師の先生方から症例へのアドバイスを受ける事のできる勉強会です。基本ゼミで学んだ事を臨床に活かしてその取組みをいろいろな視点で評価する事のできる機会でもあります。初参加ということもありケースプレをする勇気がありませんでしたが、大学同期のO先生と基本ゼミ同期のN先生は果敢に発表をしていました。その姿を見て次回はチャレンジしようと決意しました。
今年は10周年という記念すべき時で、実行委員の先生方が趣向を凝らした企画をたててくださいました。おかげで飽きる事なく、また良い緊張感もあり非常に勉強になりました。

今回のテーマとスケジュールです。

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『咬合崩壊症例の治療ステップ』がテーマです。
歯牙を失う二大原因は齲蝕と歯周病ですが、齲蝕の処置はどちらかというと順調に進みます。しかし、歯周病の歯牙を保存できるかどうかは患者のプラークコントロールと術者の知識や技術、経験にかなり左右されてしまいます。歯周病の治療は初期段階ではどの歯牙が保存できるのかわからない場合が多く、保存の確定ができるまで年単位の時間がかかる事も稀ではありません。
保存できる歯牙の確定という段階をクリアできたとしても次にくる難関が、咬頭嵌合位の決定です。
咬合再構成する以上はどこかの顎位で補綴物を作らなければいけません。
テンポラリークラウンやプロビジョナルクラウン、仮義歯やプロビジョナルデンチャーなどでバイトを煮詰めてステップステップで何度か咬合採得をする必要がでてきます。
本来の顎位を再現するのは至難の業でほとんど不可能だと思っております。機能的であり長期間安定する生体の許容できる範囲の顎位を探すことが求められていると考えております。
今回はその事も含めて咬合崩壊症例に関しての考え方や手技をいろいろと学ぶ事ができました。
もっと勉強しなくてはいけませんね。
またまたモチベーションがあがりました。

写真は基本ゼミ同期の仲間と、また九州歯科大学同期や先輩と一緒にとっていただいたものです。
基本ゼミ主催の金子先生との一枚も。しゃべり過ぎの僕は「黙ってじっと考えろ」の一言を頂きました。


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2011年10月 9日 (日)

桜の会

気がつけば朝夜は肌寒い季節になってしまいました。
前回のブログは真夏でしたので約2ヶ月ぶりの更新になります。
8月、9月と学会や勉強会、講習会への参加が重なり課題もあり時間に追われていた毎日でした。

さて、私が以前に勤務させていただいていたドルフィンデンタルクリニック(千葉県佐倉市)で勉強会が催されています。初めは院内勉強会だったのがだんだんと他院の歯科医師や歯科衛生士も参加するようになり、私も先々月から参加させていただいています。
勉強会の名前は『桜の会』。
毎月第1金曜日に開催です。

今月のテーマは、『シャープニング』でした。
シャープニングとは刃物を研ぐことを言いますが、歯科の場合は歯周病治療時に使用する手用スケーラーという刃物を研ぐ事を言う場合が多いです。スケーラーとは歯石等を除去する時に使用するものです。
そもそも歯周病は、歯に付着した細菌性プラーク(バイオフィルム)によって引き起こされる、炎症を伴うある種の感染症です。そのバイオフィルム(歯垢や歯石など)をしっかり除去するのに必要な道具であるスケーラーが研げているのといないのとでは治療の結果に差が出てきてしまいます。

このテーマは私だけが参加するのはもったいないと考え当院の歯科衛生士3人と参加しました。

ドルフィンデンタルクリニックの歯科衛生士であるTさんが新田式シャープニングの講義をしてくれ、その後スタッフの皆様が実習で指導してくださいました。

当院の歯科衛生士も一生懸命に学び、練習していました。
その光景を見ていると院長として嬉しい気持ちになりますし、仕事に対して情熱をもっているスタッフがいることを誇りに思います。

少しでも良い医療を提供できるように常に学ぶ努力をしていかなければいけません。
自分自身はどうか?
もっともっと努力をしていかなければいけないと感じた一日でした。


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2011年6月28日 (火)

2011年度 臨床基本ゼミ

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 今年に入って講習会や研修会、学会などに積極的に参加しています。自分自身の臨床を見つめ直し、日々少しでもレベルアップができるように学んでいくことが歯科医師としての義務だと考えています。より質の高い医療を提供できるように知識と技術を学び、それらを実践できるように医院のシステムも整えていかなければいけません。開業して私が一番参加したかった講習会が『臨床基本ゼミ』です。この臨床基本ゼミは多くの先輩方や同期が参加している講習会で、大学卒業後からずっと参加しようと決めていました。今のタイミングになったのは、学んだ事をすぐに取組める環境を自分自身が作ってからと考えていたからです。内容は以下の通りです。

第1回
4月23日(土)  オリエンテーション、記録の意味 ①口腔内写真
         ②X線写真、根尖性歯周炎の治し方
4月24日(日)  歯周病罹患歯の診断と治療  歯周基本治療の実践

第2回
5月21日(土)  小児の咬合育成1 成人の歯牙移動・実習
5月22日(日)  小児の咬合育成2 う蝕治療の基本

第3回
6月25日(土)  形成、印象から補綴物装着 形成、印象
6月26日(日)  咬合採得、間接法、補綴物経過
         インレー、アンレーの形成、補綴物の適合試験
第4回
7月23日(土)  天然歯を簡単に抜くな(保存治療の第一歩)歯根膜の臨床
7月24日(日)  再植・移植をいかに導入するか? 
         自家歯牙移植とインプラントの使い分け
第5回
9月23日(金)  受講生発表  咬合の管理と補綴設計
9月24日(土)  歯周外科講義 歯周外科実習

 例年は15名前後の受講生数で全6回でしたが、今年は震災直後のためか受講人数が9名でした。一時は講習会自体をするかしないかというところまで話がでたようです。状況をみながらの決断だったと思いますが今年は全5回で行うことになりました。最初は定員割れで若干の不安もありましたが、第一回目を受講して不安は一気に吹き飛びました。講師の先生方をはじめ、半年間一緒に受講する先生方も歯科医療に対する熱い思いがある素晴らしい方ばかりだったからです。受講する側からの立場で言うと、少人数であるメリットを最大限に享受しております。少人数であるためきめ細かい指導をしていただいております。今では2011年度に受講できて本当に良かったと思っています。
 先週末で第3回目が終わりました。どの講師の先生方にも共通に言えることがあります。それは患者さんと非常に長いお付合いをしていることです。長いお付き合いができるという事は患者さんとの信頼関係を築き上げていることにほかなりません。そのことをベースに個々が歯科医療を突き詰めていっている姿に非常に感銘をうけました。私も患者さんと長いお付合いができるように誠心誠意、真心と情熱を持って医療に携わっていく事を改めて固く決意しました。

 このゼミで学び、取組んでいる事はおいおいアップしたいと思います。