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2011年10月11日 (火)

2011年 もくあみ会

9日、10日と臨床基本ゼミのOB会にあたる『もくあみ会』に参加してきました。
もくあみ会は臨床基本ゼミを受講した先生方が年に一度集まり、名乗りをあげた先生がケースプレゼンテーションをして、それに対して互いにディスカッションをしたり、講師の先生方から症例へのアドバイスを受ける事のできる勉強会です。基本ゼミで学んだ事を臨床に活かしてその取組みをいろいろな視点で評価する事のできる機会でもあります。初参加ということもありケースプレをする勇気がありませんでしたが、大学同期のO先生と基本ゼミ同期のN先生は果敢に発表をしていました。その姿を見て次回はチャレンジしようと決意しました。
今年は10周年という記念すべき時で、実行委員の先生方が趣向を凝らした企画をたててくださいました。おかげで飽きる事なく、また良い緊張感もあり非常に勉強になりました。

今回のテーマとスケジュールです。

Photo


『咬合崩壊症例の治療ステップ』がテーマです。
歯牙を失う二大原因は齲蝕と歯周病ですが、齲蝕の処置はどちらかというと順調に進みます。しかし、歯周病の歯牙を保存できるかどうかは患者のプラークコントロールと術者の知識や技術、経験にかなり左右されてしまいます。歯周病の治療は初期段階ではどの歯牙が保存できるのかわからない場合が多く、保存の確定ができるまで年単位の時間がかかる事も稀ではありません。
保存できる歯牙の確定という段階をクリアできたとしても次にくる難関が、咬頭嵌合位の決定です。
咬合再構成する以上はどこかの顎位で補綴物を作らなければいけません。
テンポラリークラウンやプロビジョナルクラウン、仮義歯やプロビジョナルデンチャーなどでバイトを煮詰めてステップステップで何度か咬合採得をする必要がでてきます。
本来の顎位を再現するのは至難の業でほとんど不可能だと思っております。機能的であり長期間安定する生体の許容できる範囲の顎位を探すことが求められていると考えております。
今回はその事も含めて咬合崩壊症例に関しての考え方や手技をいろいろと学ぶ事ができました。
もっと勉強しなくてはいけませんね。
またまたモチベーションがあがりました。

写真は基本ゼミ同期の仲間と、また九州歯科大学同期や先輩と一緒にとっていただいたものです。
基本ゼミ主催の金子先生との一枚も。しゃべり過ぎの僕は「黙ってじっと考えろ」の一言を頂きました。


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2011年10月 9日 (日)

桜の会

気がつけば朝夜は肌寒い季節になってしまいました。
前回のブログは真夏でしたので約2ヶ月ぶりの更新になります。
8月、9月と学会や勉強会、講習会への参加が重なり課題もあり時間に追われていた毎日でした。

さて、私が以前に勤務させていただいていたドルフィンデンタルクリニック(千葉県佐倉市)で勉強会が催されています。初めは院内勉強会だったのがだんだんと他院の歯科医師や歯科衛生士も参加するようになり、私も先々月から参加させていただいています。
勉強会の名前は『桜の会』。
毎月第1金曜日に開催です。

今月のテーマは、『シャープニング』でした。
シャープニングとは刃物を研ぐことを言いますが、歯科の場合は歯周病治療時に使用する手用スケーラーという刃物を研ぐ事を言う場合が多いです。スケーラーとは歯石等を除去する時に使用するものです。
そもそも歯周病は、歯に付着した細菌性プラーク(バイオフィルム)によって引き起こされる、炎症を伴うある種の感染症です。そのバイオフィルム(歯垢や歯石など)をしっかり除去するのに必要な道具であるスケーラーが研げているのといないのとでは治療の結果に差が出てきてしまいます。

このテーマは私だけが参加するのはもったいないと考え当院の歯科衛生士3人と参加しました。

ドルフィンデンタルクリニックの歯科衛生士であるTさんが新田式シャープニングの講義をしてくれ、その後スタッフの皆様が実習で指導してくださいました。

当院の歯科衛生士も一生懸命に学び、練習していました。
その光景を見ていると院長として嬉しい気持ちになりますし、仕事に対して情熱をもっているスタッフがいることを誇りに思います。

少しでも良い医療を提供できるように常に学ぶ努力をしていかなければいけません。
自分自身はどうか?
もっともっと努力をしていかなければいけないと感じた一日でした。


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